前回のMT-40電動機じゃ出力的・外観的に大きすぎるので、そこから改造してMT-15(もどき?)の吊り掛け電動機をモデリングしてみました。
キーワードはデナが昭和3年製・架線電圧は600V・4個モーターで240Kw・車長が15m、最高速度30km/h程度なので路面電車並みの仕様で可・時代的に国産電機メーカーがこぞって開発しはじめた頃・・・・等々を考慮してMT-15あたりに目を付けたわけです。(それ以前の可能性もありますが資料がほとんどないもので・・)
資料画像から見て主な違いはフタと点検カバーってとこでしょうか・・
MT-15の頃の電動機には冷却用の空気を強制的に取り入れる流入口などはなく、電動機内に仕込んだフィンだけで通風させ冷却させている様で、後に点検カバーになる所が吸入口となってます。・・・出力が小さいからこの程度の空冷で充分だったんでしょうね。
こちらはギアボックス側。輪軸用の穴は表現すると行程が煩雑になるし、台車に組み込むとその作業はムダになるので今回は省略してます。