DT115台車 その3
さて、DT-120台車では台枠に内蔵されていた砂箱でしたが、DT-115では従来通りの外付けの砂箱となりますので追加工事です。

形状自体は自由曲面でもポリゴンでもOKな形状で、意外に難易度が高かったのはフタを固定する留め金。難易度・・・というよりはここを拡大している様な資料がなかなか見つからず、違う台車なども範囲を広げて何とか形状は理解した上でモデリングしました。(・・つもりです。)


こういうのなら部品庫にあったので引用出来るかと思ってたのに・・


こんな小っちゃな部品にあんまりポリゴン数は消費したくないのもあって、可能な限りサブディビジョンサーフェスのカトマルクラーク法とやらを駆使して上右の様な最小限のポリゴンの外形(白いラインの形状)で作る事が出来ました。
何はともあれ、止め金具としてはおもしろい形状ですね。
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資料の図面はそもそもトラベルMOOKさんの「EF65形メモリアル」の巻末のものからでして、図面自体は正確にはDT-115Bと称するもので、文面にはEF60のDT115との違いは歯車比が3.83としたのが大きな違い・・・となってました。
でも、もっと大きな違いがあることに気付きました。
砂箱の向きです。今回作ってる様な砂捲き管が車軸に向かっているのはEF65の1000番代に使用しているだけで、それ以外の500番代や0番代、EF60などは見た限り全て砂捲き管は外に向いた構造でした。
なので今モデリングしているのはEF65 1000番代専用の台車?