キハ82 TR-68 その3
このあたりは電車の151系・181系のDT23台車とほぼ同形状で、台車枠に直接マウントされ上揺れマクラと連結されるタイプです。
ボルスターアンカーとは、ボルスター(揺れマクラ)・アンカー(固定・支持)の意味で、考えればさほど難しい意味はない言葉ですが、作用としては上 画像の様に空気枕の上下動、下揺れマクラの左右動には作用しつつ、線路方向の前後動は挙動させないと言う特徴があり、コイルバネによる揺れマクラ台車に見られる、「スリ板」で下揺れマクラを支える方式に比べて摩擦部分がないことが挙げられます。
ただ、このボルスターアンカーも万能でもなく、上下動時には黄色矢印の様に円弧を描く動線となるので、上揺れマクラを垂直に上下する様にリンク装置を設ける必要があります。
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