キハ82 再モデリング・その1
久々の気動車ですが、ニューフェイスではありません。残念ながら・・。[E:coldsweats01]
3DCGの鉄道車両で初めて作ったのがこのキハ82でした。
なぜか今回のスタートはここから・・
ブログの読者の東重千代さんが私のCG作品の歴代の年表を作成していただいたのを見ると、第1作目がこのキハ82で2005年の9月となっておりまして約8年前。
大好きな車両だったので挫折しないだろうという思いで作りはじめました。
少年だった頃はウチの関西地区にはあさしお・まつかぜ・はまかぜ・くろしお等の82系がまだバンバン現役で走っていて、非電化区間の特急=82系気動車は当たり前の時代でした。
当然、思い入れのある車両なのですが、作ったのがSHADE自体があまり使いこなせてない頃なので、現在になって開いてみると中心点はずれてるし、リンクコピーなんて知らない時点で作ったので容量でかいし、なんと言っても何かやっぱり「キハ82もどき」でした。[E:happy02]
まぁ、8年も経てば作り置きの部品も増えて精度も上がりますから、前作よりはよく見えるのは当たり前。
先日、鉄道CAD製作所の奥井さんと初めて電話で会話しました。
その時に略図はかなりアバウトに記載されているというお話しを伺いました。確かにいろいろ車両を図面を頼りに作ったらなんとなく窓の比率とか違うためか、結局写真を頼りに修正したりしていたのも納得しました。[E:confident]
ただ、写真画像もレンズの収差や人知れず改造で位置変更などもあって100%テンプレートに利用できません。
結局はベースは略図が頼りで、細かな所は実車画像とにらめっこしながら修正・・・となり、現在もやり方は昔のまま??[E:happy02]
話は貫通扉に戻りますが、ここだけでも自分的に誤解していたところがいろいろありまして、まずはホロ枠。
旧型客車などをみていると、こういう枠があったらここはホロを止める固定部分となりますが、これは収納式のホロであり、この銀色の枠部分は相手のホロに向かって前方に飛び出す可動部分です。
キハ82に準じた工法のキハ181をリニア鉄道博物館で展示していたので細部を撮って見ると、この可動ホロ枠にフックがあるのを確認。キハ82にも付いていました。
(ジャバラ部分は撤去していた様でしたが・・)
8年前のモデリング時に実車画像で研究してた時も、なんとなくホロ枠の後側にジャバラ部分が見えているのは確認してても意味がわからずスルーしてました。[E:coldsweats01]
愛称板のフレームも上部中央がうっすらと膨らみがあるものかと思ってたら、最近20100系文庫に「80系ヘッドマーク」という資料が公開されていて、見てみると単純に上辺・下辺とも真っ直ぐでした。
まぁ、いろいろプチ発見があっておもしろいです。[E:happy01]