EH10 その10
今回は屋根板三部作・・って感じですか・・。
ガイシは当時直流の電車から電気機関車まで幅広く使用されていたもの。
パンタ枠をガイシで上下から挟み込むタイプ。その後、新性能機関車ではガイシ上部に枠を置いてボルト締めするタイプが採用になりました。
(ガイシはEF15の時の「お取り置き」です。[E:happy02])
そしてモニター屋根と呼ばれる、明かり窓付・排熱口付屋根板。
一次型(試作車)ではこの側面にガラベンを半分にしたものを二機つけていたのが廃止され、雨避けのカバー仕様(これでもガラベン同様の効果あり??)となりました。
モニター屋根の長さも前方のパンタ付近までありましたが、パンタ移設の関連でここまで短縮されました。
そして三つ目は元パンタ台のあった目隠しカバー。
一次型(試作車)はご存知、後側の妻面寄りにパンタグラフがありましたが、第一車体と第二車体のパンタの間隔が狭いため、トロリー線への接地圧が強くなりすぎるということで、両パンタグラフは離されて運転台側へと転勤になりました。
なので、ここはかつてパンタグラフがあった跡地ということになります。(更地ですが)[E:happy02]
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